美肌のために皮膚の構造を理解しましょう

肌の仕組みを理解する

美肌になるために、より深く理解できるよう肌の仕組みについて考えてみましょう。

私たちの肌は単なる一枚の革のように見えますが

実はたくさんの層によって作られています。

皮膚の構造を説明しますと、

まず表面から

「表皮」

「真皮」

「皮下組織」

の3層に分かれています。

その他、皮膚には毛、爪、汗腺、皮脂腺などの皮膚付属器官が存在し、

それらが密接な関係で結ばれ皮膚全体の機能を保っています。

表皮は表皮細胞で構成され、厚さは約0.2mmの膜です。

さらにこの表皮は外側から

角質層、透明層、顆粒層、有棘層、基底層という順序で構成されています。

表皮はターンオーバーを繰り返す

表皮の最も上層部にある角質層は、

主にケラチンと呼ばれるタンパク質でできています。

水分を保持する機能や様々な外的要因から肌を守るためのバリア機能が備わっています。

角質層の元になる細胞は表皮の最も下にある基底層で作られ、

上の層に押し上げられて順次皮膚の表面に移動し、

最後は垢となって剥がれ落ちます。

これがターンオーバーと言われ、そのサイクルは約28日から42日です。

こうして常に新しく健康な表皮が維持されますが、

加齢とともに新陳代謝が低下していくと、

古い角質が剥がれるのに時間がかかるようになり、

ターンオーバーのサイクルが長くなっていきます。

すると古い細胞がたまり続けるので、角質層が厚くなり、

肌がくすんで見えたり、ざらついたりします。

また角質層の角質細胞内に存在するうるおい成分(天然保湿因子)は、

ターンオーバーの過程で作られますが、下層の若い細胞に多く含まれ、

古くなった細胞には少ないため、ターンオーバーが遅くなると、

肌のうるおいも衰えがちになります。

角質層の肌水分をキープして

ターンオーバーを促進させるためには、保湿ケアが欠かせません。

肌のハリや弾力を決める真皮

次は真皮についてです。

表皮よりも数倍から数十倍の厚さがあります。

肌(皮膚)の本体とも言えます。

真皮の主成分はコラーゲン繊維やエラスチン繊維と呼ばれる繊維性タンパク質で、

肌のハリやかたさ、弾力を保つ働きがあります。

また、コラーゲン繊維とエラスチン繊維の間を埋めているのが、

基質と呼ばれる部分で、ヒアルロン酸などのムコ多糖類で構成されています。

ゼリー状で、ここにたっぷり水分が含まれていると弾力のある肌になります。

また、この層には、毛、爪、汗腺などの皮膚付属器官、毛細血管が存在します。

肌(皮膚)の血管はまた、体温調節にも働いています。

暑くなると拡張し、血液を多く流して体外に熱を逃がそうとします。

逆に、寒くなると収縮し、表面の血液を少なくして熱が逃げるのを防ごうとします。

「コラーゲン入り」と謳った化粧品がたくさん出ていますが、

単純に皮膚の外から化粧品で補っても、成分の分子が大きいので、

真皮にまでは浸透しません。

ただし角質層の表面で潤いを保つ効果は発揮します。

真皮の状態を改善するためには、タンパク質やビタミン C、 ミネラルをしっかりとるようにしましょう。

アンチエイジング効果のある食材を食べるなど、内からのケアが必要です。

血管や脂肪で構成された皮下組織

皮下組織とは、皮膚の最も内側に存在する層で、

体温を保ち、筋肉や血管を守る多くの脂肪を蓄え 、動脈・静脈が通っている組織です。

皮下組織は大部分が皮下脂肪です。クッション的な役割を担っています。

エネルギーを脂肪のかたちで蓄える役割もしています。

脂肪というと「ぜい肉」などの悪いイメージがあるかもしれませんが、

体を守る大切な働きを担っています。

皮下組織の血行が悪くなると、セルライト(脂肪と老廃物の塊)がたまったり、

肌に透明感がなくなったり、真皮の血流や栄養状態が悪化して肌の状態も悪くなります。

皮下組織を活性化させるためには、代謝アップなど体を活性化させることが大切。

運動やストレッチなどで、全身の血行を促進させましょう。

美しい肌ってどんな肌?

女性なら誰でも美しい肌になりたいと願いますが、

美しい肌とはどんな肌でしょうか?

肌の表面がなめらかで艶があり、シミ、 くすみ、赤みなどがなく肌色が均一で弾力性があって引き締まっている、刺激に対して抵抗力がある…などが挙げられるでしょう。

美しい肌をキープするためには、表皮とその下の真皮、

この二つの部分を健康な状態に保つことが最も大切です。

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